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警察OB・元政治家秘書の社会評論家│渋井治雄が時事問題を語る

死人が出ると幕引き、そんな論法だけで国民を騙せるものなら、こんな楽なことはありません

責任は全て亡くなった人にすれば、生きている人には、こんな結構なことはありません。何しろ死人に口無しですからね。病死でなければ、自殺か他殺か事故死となるが、とかく人様は他殺を嫌うもの、それでも自殺の九割は他殺と、おっしゃる先生もいらっしゃるので、意外と自殺より他殺の方が多いのではなかろうか。

最近の日本も怪死事件の多い中、又々、近畿財務局関係者の自殺報道、これで幕引きとなればいいが、はたしてこれで国民が納得してくれるかどうか、そこが問題である。人間死んだらオシマイだと思っている人も多いと思うが、因果応報は世の常、ほくそ笑む側に思わぬ禍が待っていることも、過去の事例に数多くある。

本日の金スマ事件簿、ホテルニュージャパンの火災事故、亡くなった女性の胎児を含めると死者34名の人災事故であった。私も当時の状況をテレビで見ていたが、ホテル所有の社長が、傍で一緒に火事を見ていた社員に対して、まさかの「一人800万だな」とのセリフ、これには驚きましたね。そして、更に驚いたのが、この社長を以前襲撃した暴力団幹部が、自分の顔をテレビに出してのインタビュー報道。

「俺は、拳銃を持って襲撃に向かったが、この時、俺は相手の社長の顔を知らなかった、ドアをぶち開けて、〇〇いるかと声を掛けると、会議中だったが、社長は身体を机の下に隠そうとしたので、この男だとわかり、直ぐに拳銃弾を浴びせたが、肩に当たってしまい、殺すことができなかった。俺が、あの時、殺しておけば、こんな火災事故など起こらなかった。」と発言したのである。

とかく大悪党は権力とも結びつき、悪事を悪事とせず、むしろ善行に、つまり正義に変えてしまうものなのである。日本国民は、律儀で大人しい人が多いから、ついつい、長いものには巻かれろで終わってしまう。

トカゲの尻っぽ切りで、皆さんお手を拝借ですか、こんなことでは、この世の闇は晴れることはありませんね。

しかし、だからといって、真面目な人が拳銃を内ポケット忍ばせることも許されるものではありません。

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