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警察OB・元政治家秘書の社会評論家│渋井治雄が時事問題を語る

心が通じていれば、セクハラもパワハラも存在しないものなのですが

セクハラもパワハラも受けたと思う側がそう思えば成立するものなのですから、ある意味、訴えられた側は、明白な立証が出来なければ、とかく追い込まれることになる。ある公務員の方が、女性職員に何気なく「早く結婚したら」「旅行に行ったの、新婚旅行」と言ったら、セクハラの訴訟を起され、結果、裁判で負けて懲戒処分を受けたそうです。当然、職場でも気まずくなり、退職せざるを得なくなったと嘆かれていました。

今の時代は、何気ない一言が、人生を狂わしてしまうことになるのですから、うっかり会話も出来ない世の中になったと思いますね。人間、苦労して長く生きていると、色々な経験、体験を積みますので、酸いも辛いも噛み分けた、相手のことも、よく理解して差し上げられる懐の深い、サバけた魅力のある(自分で言うのも変ですが、たとえば私の様な)人にもなれるのでしょうが、弁護士も多くて仕事も無い時代になっては、被害者意識の強い人は、セクハラだ、パワハラだと言って、簡単に訴訟を起して来るものなのです。

でも、よく考えると、訴えられた人にも、人としての魅力に欠けるところがあるから訴えられるのだと思います。人間関係で一番、情が深いのは親子関係だと思いますが、普通の家庭では、まず、親子間による訴訟など無いはずです。何故なら、日本は昔から、天皇を中心とした家族社会で成り立っているものだったからなのです。これと同様に、組織の中でも、親が子に接する様に、また、子が親に接する様な関係であれば、セクハラやパワハラばかりでなく、あらゆることが、親子の心の思想だけで解決となるのではないでしょうか。

それが、マッカーサー元帥の日本弱体化の占領政策により、徳川家康から続いた長男相続が廃止され、日本の家族制度は破壊となり、つまりは、日本人の生活の基本であるべき家族制度すらバラバラにされてしまったのです。

誰もが、自分以外は信用しない社会となり、これでは、何をしても心が通じるわけがありません。

セクハラに怯え、うっかり、女性に声もかけられなくなり、パワハラに怯え、部下の指導も面倒になりでは、そのうち日本はどうにもならなくなってしまうのではないでしょうか。

これを打開するためには、まずは上の者が動かなければなりません。部下から尊敬され慕われる上司として人徳を積めば、セクハラもパワハラも存在し得ない世界に到達できるはずです。管理職手当てとは、住宅ローンの返済にあるものではなく、部下のために使う金なのです。これが、意外と皆さんわかっていないのです。

わかっていれば、部下が職場結婚で新婚旅行から帰ってきた後に、その二人に、「初夜はどうだった。」と聞いても、夫婦が、怒るはずも無く、逆に、部下の夫の方が「実は、つい、ついもの習慣で、行為が終わった後、うっかり妻に一万円を出してしまいました。」と答えたので、上司はビックリして、「それは、奥さん怒ったでしょう。」と、上司が、奥さんに聞くと、「いいえ、三千円、おつりは渡しましたから。」で、上司は椅子から転げ落ちたのです。

心が通じ合うとは、こういうことなのです。

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