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警察OB・元政治家秘書の社会評論家│渋井治雄が時事問題を語る

NHKの警察庁長官狙撃事件の真実、何で今頃、又、放送したのでしょうかね

九つの嘘に一つの真実、世の中とは、そんなものなのかも知れません、そして、犯人役のイッセー尾形さん、懐かしかったですね。私がイッセー尾形さんにお会いしたのが、今から37年前(昭和56年)の警視庁第四機動隊の寮祭でした。私が、お世話になっているプロデューサーの方に、お願いをして、白石まるみさんと、ご一緒に寮祭に来て頂きました。あの時は、イッセー尾形さんは、警察官の制服姿で、寮祭を笑いで盛り上げて下さいました。当日は、僅かばかりの、タクシー代程度で本当に申し訳なかったと、今でも思っております。

そして、今日も警察をテーマとしたNHKの番組、尾形さんと刑事役の名俳優さんを筆頭に、出演者全員の皆さんが、凄みと迫力のある素晴らしい見事な演技で、思わず見入ってしまいました。

でも、申し訳ありませんが、私も評論家なので、少し論評させてもらいますと、この番組は、核心から少し距離を置いて、内容が構成されているなと思いました。

公安と捜査を対立軸に描くのは結構なのですが、ドラマの様に、オウムに頼まれて、イッセー尾形さんが長官を狙撃したことにしませんと、すべての辻褄が合わなくなってしまうのです。K巡査長が、完全にシロとも思えませんし、Hを、長い間、狙撃事件で指名手配していた事実もあったわけですから、どうも、この事件の真相は、未だに闇の中なのです。警察としは、別に長官狙撃が、イッセー尾形さんであっても、それは、それで国民から非難を受けるわけではなく、オウムとは別の事件で処理すればいいだけの話で問題は無いはずです。

しかし、素人が考えても、オウムに警察権の行使が行われるから、地下鉄サリン事件であり、長官狙撃事件と考えるのが自然で、革命家を自負する尾形さんが、思想、信条との点で、オウムと関係が無いとは断言できるものでもありません。

それと、では、核心とは何かなのですが、このオウム事件なるものは、内乱罪、あるいは外患誘致を意味する内容の犯罪で、とてもじゃないが、ニセ薬売りや暴力団組長のマッサージ師であった、松本さんなどに出来ることでは無いのです。

何度も言いますが、この事件は、全ての実行犯はオウムなのですが、このオウムを政治的なものを含めて、背後で操っていた勢力があるとするならば、その黒幕達こそ、この事件の真犯人の皆さんだと思います。そんな皆さんは、司法の力も及ばない権力者達の皆さんで、この人達が絡む事件は、大体、未解決事件にされてしまうものなのです。

ですから、公安と捜査とオウムの関係が複雑だから、未解決事件となったとするのは誤りだと思います。となると、答えは、一つで、オウム事件の背後におられた、黒幕達の皆さんを隠すために、あえて又、あるいは、尾形さんが犯人との筋が描かれることになった、そんな所なのではないでしょうか。

それと、長官は、運が良かった。最初のB病院には、行かずにN医大に行かれた。そこには、全科の医師が会議中で揃っていた。もしかしたら、的確な臓器移植がなされたのではないでしょうか。

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