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警察OB・元政治家秘書の社会評論家│渋井治雄が時事問題を語る

ゴーン会長逮捕とは、まるで映画の様な、この絵を描いた皆さんは、一体誰なのでしょうかね

日産自動車(本社・横浜市)のカルロス・ゴーン会長(64)が自らの報酬を過少に申告した疑いがあるとして、東京地検特捜部が19日夕、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)容疑でゴーン氏を任意同行したことがわかった。事情聴取し、容疑が固まり次第、逮捕する方針。過少申告した金額は億単位にのぼるとみられる。(朝日新聞)

いやいや驚きましたね。こんな有名で偉い人を逮捕とは、しばらくは、いつもの様に、他のニュースは消えてしまいますね。億とはいえ、報酬の過少申告位で逮捕するのですから、日本でも、億単位の過少申告に身の覚えのある人は相当いらっしゃるでしょうから、皆さん慌てだすはずです。

ゴーン氏が日産の社長になるまでは、日本人の社長で来たのですが、人件費の削減、つまりは、社員の大量首切りなど、日本人社長に出来るはずもなかったので、それで、ルノーの支援の下、ゴーン氏が日産自動車の社長に就任されたとのこと。日産自動車の社員とは、まったくの面識もない外国人の社長ですから、大胆なことも出来るわけで、そりゃ、直ぐに21,000人も解雇すれば、僅かの期間で赤字が解消できるわけです。

どこの会社だって、人件費の占める比重は重いもの、できることなら月、10万円程度の給料で働いてもらえる社員が理想なのであろうが、社員だって、月、10万円程度の給料で、妻子が養えるはずもなく、それで、外国人労働者となるのであろうが、そんな薄汚い発想ばかりでは日本国民が救えるはずもない。

役員報酬10億円と言われるが、世界の多くの金持ちやパナマ文書の日本人だけで5兆円の脱税に比べると、会社としては大変な金額かも知れませんが、とても驚くほどの報酬ではないですね。確か、あれは何年か前でしたが、横浜の日産本社の前を通ったら、赤旗を掲げた皆さんが、玄関前で気勢を上げていたので何だと思ったら、解雇された元社員の皆さんが抗議に押しかけているとのことでしたね。そして、今は、どうなのかはわかりませんが、本社には三本の旗が立っていたのですが、真ん中はフランスの国旗で、両脇に日本の国旗と社旗が立っていました。あれ、日産自動車はフランス自動車会社の色合いが強いのかと思いましたね。

それと、ゴーン氏の力なのでしょうが、日産自動車は売上台数が世界第二位の1,060万台とか、こんな凄い会社の会長が逮捕されることにも驚きです。どんなことにも必ず裏があるもの、もしかしたら、ゴーン氏が世界の経済摩擦の生贄にされたのではと思うのも、作家としての性なのかも知れません。日産の社長さんが前面に出てきて説明しているところを見ると、ルノーとの関係が問題となっており、米国とフランスの関係も何だかギクシャクしていますので、そんなところが理由で地検が出てくることになったのではないでしょうか。人間あまり裕福でも色々と禍が起きるものなのです。我々、庶民の三千円や五千円の過少申告や脱税位では、地検は動きませんからね。

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