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警察OB・元政治家秘書の社会評論家│渋井治雄が時事問題を語る

捕鯨規制の真実と闇、鯨が世界の海に何頭いるのか数えた人は居ませんよ

誠に申し訳ありませんが、私が子供の頃は、貧乏な家庭では牛肉や豚肉は食べられず、それで仕方なく値段の安い鯨肉を食べていたものでした。私の家も、終戦後に、父が警視庁から貰う月給が1万4千円で、それも7千円が二回に分けてでしたね。末っ子の私を含め、子供が七人でしたから生活は苦しく、両親にしたら、家族が生きるだけで精一杯だったと思います。

そんな安価な鯨肉が食べられないと言うのですから不思議なことです。鯨資源の保護とおっしゃいますが、世界の海には鯨は数多く居るはずですし、世界の全ての人が鯨を食べているわけではありません。しかし、日本人にとっては、肉や骨、そして油まで、鯨の全てに、その価値を見出して来たのです。

捕鯨規制の真実は、保護とは名ばかりで、米国にとって、鯨には、別に重要な事があった。それは、鯨肉ではなく鯨油である。その中でも、鯨の脳漿から採れる油は氷点下でも凍らないのである。対ロシア戦略を論ずる時、鯨の潤滑油は大切なもので、肉は全部廃棄しても、この貴重な潤滑油を、米国は大量に備蓄していたのである。

ところが、その後、米国の石油会社が鯨油に代わる潤滑油を開発したのである。米国としては、この潤滑油を世界に売りたいのが本音である。そうなると、鯨油は邪魔である。そして、今でもロシアも当然ながら鯨油を使っている。新しいものが開発されると、何でもそうだが、今までのものが障害となる。

まさか、強制的に米国の潤滑油を世界各国に買わせるわけにもいかず、苦肉の策が捕鯨禁止なのである。

普通の人は、世界中で鯨肉の需要が高いのではと勘違いするが、失礼だが、戦後、食糧難の日本人が生きるために食べていた鯨肉の需要が高まるはずがありません。

大手マスコミも、真実を語ることが出来ないので、保護だ何だと、わけのわからない報道ばかりしていますが、捕鯨問題ばかりでなく、真実の闇は、国内外を問わず、あちらこちらにあるのです。世の中の九割は八百長なのですから。

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