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警察OB・元政治家秘書の社会評論家│渋井治雄が時事問題を語る

防衛大卒業生「任官拒否」が約2倍とは何事か

2015年度の防衛大学校の卒業生のうち、幹部自衛官への任官を拒否する学生が昨年度の倍近くに上ることが分かりました。

防衛大学校は幹部自衛官を養成するための学校で、今年度は419人の学生が卒業する予定です。そのうち任官を拒否する学生は47人で、昨年度の25人に比べて倍近くに上ることが分かりました。防衛省関係者によりますと、景気が良く、民間企業の求人数が増えていることなどが背景にあるのではないかということです。(ANN)

卒業生の10%以上が任官拒否、ちょっと考えられませんね。ここは、国民皆さんの税金で幹部自衛官を養成する学校なのですよ。だから、自衛官になるために、防衛大学校に入るのではないのでしょうか。それが民間企業とは、そんなら最初から、自衛官になる者だけを、面接で確認してから防衛大学校に入学させるべきだと思いますよ。途中で辞めるのならともかく、卒業証書を貰ってから事実上の退職とは、それは、武人の学校にあるまじき卑怯な事だと思いますよ。こんな連中は、おそらく日本を護る気概など、最初から持っているわけではなく、授業料が無料で、おまけに給料やボーナスまで貰って、勉強できるからとの、そんな程度のことで入校したのでしょう。国立大学は、まるっきりのタダではないですからね。こんなことでは税金の無駄遣いになるので、任官拒否の防大生には、給料時効、勤務6年間はともかく、授業料250万円の返還も徹底させなければならないと思います。

それと気になるのは、民間企業の求人数が増えているからの任官拒否ではなく、やはり、集団的自衛権なるものにも問題があると思いますね。

戦争放棄の専守防衛であった自衛隊が、今後は米国の傭兵として、米国の戦争に加担させられることになるのですから、そりゃ、海外での戦争など無いと思ったから、自衛隊入った学生等にしてみれば、話が違うよとの事なのであろう。

元来、警察予備隊の延長である、軍法会議も存在しない自衛隊は、軍隊では無く、日本人の編成による米軍もどき、なのです。ですから気骨のある、旧日本軍関係者は、占領軍指揮下の警察予備隊などには入らなかったのである。マッカーサーによる、有難い、戦争放棄の平和憲法の意図も、二度と日本人には、米国に対しての軍事攻撃など、絶対に、させてはならぬとの事だったのである。ところが国際情勢の大きな変化で、日本にも米国の戦争に参加してもらわなければならなくなった。しかし、ここで、自分達が押し付けた、戦争放棄の平和憲法が、逆に邪魔となったのだが、これの改正には、ハードルが高く、どうにもならない、そこで安倍総理にやらせたのが集団的自衛権などとの、憲法違反の、わけのわからないものだったのである。単に、公務員として安定していると思い、防大に入った学生にしてみれば、冗談じゃない、そんなところなのではなかろうか。とてもじゃないが、幹部学校で、こんなに任官拒否が多い様では、どこの国に攻められても、日本は勝てそうにもありませんね。おそらくは、300万の英霊の皆様も、草葉の陰で泣いておられると思いますね。明日にも靖国神社の桜が咲くと言うのに。

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